若い頃から素敵だなと感じるほとんどの方は、私よりも明るい声、ワントーン高い声で落ち着いてお話をされています。そのお話の内容や展開はもちろんですが、優雅さをも醸し出す『声』にまず惹きつけられます。
口から発する言葉がその人の声に乗って相手に届き、この声が心地良いと、それだけで相手の方に「あの方ともっとお話してみたい」と思ってしまいますよね。
今月は『声』の文字をテーマとしていきます。
『声』
のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実であり、いつでもどこでも状況に関係なくそのスタイルを通すところがあると観ていきます。
次に字の理論では、一画目の「一」で上から下りてくる圧力や情報などをまずは一旦受け止め並べ検証します。その真ん中に「|」をクロスさせ「十」を構築し、明快な主張を持つと同時に、左右上下とここまでの情報を四つに仕分け整理し、全体的なバランスを取りながら情報の受発信をし、まずの姿勢とします。
この「十」で整理した事を続く短い「一」で受け止め要約しながら明確な方向性とその存在感を示していきます。
その後一拍置き、横からの情報を共有しながら、先程の「士」の考えに沿わせた「一」を書き新たなる情報を加味しながらも考えをきちんと検証し方針や主張を決め、その右側より下ろす「|」で取り組む範囲や深さを決めます。この全体の真ん中あたりに「|」を書いて今度は現状に合わせ、その内容を瞬時に左右に仕分け、それを「一」で閉め左より「ノ」を書き閉じ展開の準備が整うとします。
「ノ」は垂直に書くのではなく左側に払っていくので、自分の世界観、価値観を持った意思とし、それをこの内側の右エリアの保守の質で、右横下にわかりやすく展開していきます。
大まかにまとめると、上から下りてくる圧力や情報をしっかり受け止め検証し、見極める意思を持つ機能とし、この時に全体の情報を均等に仕分け、迷いない考えや備えとします。
その考えを前提とし大事にしながらも、左右の識別の使い分けをしそこに自分らしさをプラスし、周りの人や下の人に思いを伝えていきます。
ですから声そのものも、その人が心軽やかに先の事や前向きな内容に取り組んでいるとしたら、その流れからのその時々の表現内容となりますので、当然こちら側にその内容も押し付けとは感じないのでしょう。むしろその雰囲気に併せて心地良いと感じたりするのですね。
これが今の立ち位置で立ち止まっている状態で、その周りの情報に振り回され整理をしていく事に腐心していますと、その機能を前にして一つ一つを確認しながら展開する様となりますから、相手に発する言葉は不安や緊張や押さえ付けのような感覚となるとも考えられます。この時の声のトーンとしては、決して張りもなく魅力的とも感じる事はないのでしょう。
『声』の文字を分析してみて、もちろん地声からしびれるような素敵な低温声の方もいらっしゃいますが、今自分がどの立ち位置でどこに向かっているかによりご本人の声のトーンも全く異なるものにもなるのだろうなというのが改めて勉強になりました。
『声』の出し方一つをとっても自分次第でその可能性を確認し、高める事もできますね。
「声の質を自ら高める」
こうして学び良いと思う事は丁寧に取り入れて、自分の新たなる分野を磨いていきたいと考えます。
ありがとうございました
わが愛犬の「いちご君」が今月13才を迎えます。
私のもとに来てくれた時は両の手のひらに乗るくらいの小ささで、慣れるまではぶるぶる震えている子でした。
まだ寒い時でしたので風邪をひかさないよう気を配り、ご飯を食べないと何とか食べてくれるよう工夫して、一才を迎えた時にはホッとしたのを覚えています。
これまで大した病気もせず、毎日なんだかんだはありながらも楽しく平穏無事に過ごしてきましたが、気付けば彼ももうおじいちゃんと言われる年になっていました。
けれどリードを外すとピョンピョン跳ね回る姿はまだ子犬のように可愛く、少々頑固で、非常に賢くて、まだまだ私の相棒として頑張ってくれそうです。
今月は「平穏」をテーマとして分析し考えてみたいと思います。
【平穏】
のぼかんの六つの形分けでは攻撃の形といい、まずはやりたい願望が先にあり、やってみてから後学びやがて価値観とする、と大まかに考えます。
次に字の理論で観ていきます。
まず「一」を書き、今ある圧力や情報を避けることなくすべて受け止め、ここで情報の検証をし不要なものは跳ね返したり左右に流して排除します。
「一」の下の守られた世界の左側に「丶」を書き、これまでの流れを客観的に観察しながら必要な情報を内へ絞り込む意思を示し、空間を置いて反対側にも「ノ」を書き同じように情報を絞り込もうとし、おおよそ確実な内容として集約していきます。
この下に少し長い「一」を書き、ここまでを受け止め閉じてここに独自の世界観を構築し、同時にこの「一」で上部の両側から流した情報や新たな上からの情報を受け止め対応し、上部の情報を常に受け止め備える姿勢で取り組んでいくといえます。
その真ん中に「丨」を書き独自の世界観を強く持つことで、その全体の内容を左右バランスよく明快に展開していきます。
次に「平」の考えを前提として、「ノ」のアンテナ的要素で周りを観察しながら今必要とする情報を選択し、続く「一」で新たな情報をも受け止め一旦ここに並べ検証します。
「ノ」の最もバランスが取れかつ「一」の真ん中あたりに「亅」を交差させ、アンテナ的要素の「千」を構築します。これにより「ノ」で選択した内容を左右上下公平に判断したことについて揺るぎない意思とし、その交差したところから「ノ」を書きこの枠のこれまでの情報を更に二つに仕分け、反対側にも「丶」で仕分けし細分化しながらも情報についての想定や準備を深め、「ハ」の内の世界をより確実なものとします。
「禾」を基本としその右側に空間を置いて「ノ」を書き、「平」の情報や新たな情報を受け止めては瞬時に必要とする内容を検証し要約します。この「ノ」の下で要約した情報を「ヽ」「ヽ」と二度慎重に確認して「ノ」で集約します。これは「ツ」の幅内の情報をその場の状況に合わせた柔軟な判断力のもとに、独自の考えとして更に要約していくと考えます。
次に「一」を書き、ここまでのすべてを受け止め検証し、「丨」「一」「一」と続けて「ヨ」を構築し、取り入れたものを時間をかけながら勝気にじっくり精査していきます。
続いてこの下部に短い「ノ」を書き、ここまでの内容を明快にまとめ意思とし、素早く勝気に表現します。次に右側に丸みを持った「乚」を書き自らの価値観を大事にしながらも柔軟に前向きに取り組んでいきます。この「乚」は粘り強さや繊細さとも考えられ、同時にここで整理した事にはプライドを持ち、やりきろうと言う前向きな姿勢で行動に移すと観ていきます。
この曲線の上空間に「丶」を二つ書き、目標に向うという意識付けを明快にし、またこれまでの内容を二回に分け慎重にチェックをしたり、最終的な確認をしていく姿勢ともいえます。
「平穏」をまとめますと、どういうことであれかかる圧力や情報より逃げることなく堂々と受け止め、自分の価値観を大事にはっきりとした強い覚悟を基本に持ちながら、周りの状況を見ながらも自分流で細かく検証し、今ある中で必要な情報を受け入れ検証しては要約し、更に内で時間をかけては重ねて確認し、そのことに柔軟に対応しながらも、最終的には行動そのものに明快な意識付けやアピールをし、そこに迫りたいという向上心のあるものとまとめられます。
つまり、バランスのとれた強い意思と覚悟、それを裏打ちするような周りの情報への理解力や、必然の配慮や柔軟な対応があってこその「平穏」なのでしょうか。
今まで何気なく考えていた「平穏」の認識とはかなり違う結果となりましたが、考えてみれば毎日毎日の暮らしの中ではいろいろアクシデントもあって当たり前で、それをクリアしてこその「平穏」なのだなと感じました。
今月もありがとうございました。
五十歳を過ぎた頃から私の周りでは子育てが一段落し、自分の自由な時間が増えてきたという人が多くなってきました。私自身も最近自由な時間を感じられるようになってきましたので、「自由」とはどういうことを意味するのか文字の分析を通して考えてみようと思います。
『自由』
のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に対して忠実であり、何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通す、と大まかに観ていきます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目「ノ」で今現在自分が必要だと思う情報を素早く取りまとめます。
続いて「丨」で明快な意思を示し、その上部より「一」「丨」と書き進め「冂」とし、この上辺では「ノ」の情報を含め更に新たな情報なり圧力をここで一旦受け止め並べ検証し、必要なものはこの囲いの中に取り入れ、不必要なものは流していきます。
次にこの囲いの中に横線を二本書き縦に三等分する「上中下」と三つの空間を作り、ここでは時間をかけながらろ過する感覚で上から下へ順番に考えを整理していく発想法であり、一つのテーマに対して考えを掘り深めていく発想法ともなります。そして最後下に「一」を書いて閉じ「自」となり、ここでしっかり考えをまとめていくと観ていきます。
「自」で考えまとめた事を基に、左下「丨」で明快な意思を示し、その上部より「一」「丨」と書き「冂」とし、ここでしっかり範囲を定め必要なものだけをこの囲いの中に取り入れていきます。
次に、この真ん中辺りに長い「丨」を通しこの空間を左右に仕分けし、更に囲いの真ん中辺りに「一」を書き上下にも仕分けしていきます。これにより左右上下四つに仕切られた空間ができ、これらは直角的ですので生真面目にきちんと四つに整理していく発想法ともなります。そして最後下に「一」を書いて閉じ「由」となり、きちんと自分自身の思考や行動における想定の在り方が納得した状態ともなります。
また「由」の長い縦線が「自」の下の横線に垂直に当たるようにも見え、常に自分自身の考えに対して自分で厳しくそして刺激的に問いかけ確認している様と観ることもできますね。
よって「自由」とは先ずは必要な情報を積極的に取り、その後自分でしっかり範囲を定めながら一つのテーマに対してじっくり生真面目に考えた事を、更に自分の価値観や経験則を大事にしながらこだわりを持った整理の仕方をしていくことで自分自身が納得した状態でプライドを持って行動しているとまとめられますね。
ですから、自由とは常に自身と向き合いながら一つ一つのテーマに対して周りを気にすることなくゆっくり時間をかけて考え、律儀に取り組む姿勢ともなりますね。
自ら考えた事に対して自分が納得してやっていくという事は、誰のせいでもなく自己責任で最後まできちんとやるからこそ自由なんだとも理解できました。
自由な時間がないと感じる時というのは、子育てなど日々の生活に追われ自分の事よりも周りの事を優先してやっている為、周りに振り回され自分のペースで動けていない状態のことを言うのかもしれませんね。
ですから、ようやく子育てなどが一段落し自由な時間ができて嬉しく感じるのは、自分のペースで過ごせるようになったからなのかもしれませんね。
しかし自由だからこそ何事も自分次第であるとも言えますので、これからやりたい事や忙しくて後回しにしてきた事などに対して、積極的に情報を取りじっくり考える時間を作りながら一つ一つきちんと丁寧にやっていこうと思いました。
今月も有難うございました。
時々、日本語の使い方は難しいと思うことがあります。
例えば、同等・平等・対等というと、AとBは同じという意味のような気がしますが、何かが微妙に違いますよね。その違いを海外の人に聞かれて教えるのは難しいです。
「等しいと同じの違い」を検索してみると「等しい」は「変化する数・量・位置などに差(ズレ)がないこと」を意味する。「同じ」は「形態・本質・価値観などに違い(差異)がないこと」を意味する。という説明がありました。なるほどね~と思いながら、のぼかんで観た感覚では「等」と「同」では明らかに違うと思いました。ピンときたようでモヤッとしたので、今回は「等」という文字を分析し検証してみたいと思います。
「等」とは、漢字ペディアには以下のように書かれていました。
①ひとしい。おなじ。
②くらい。順位。階級。
③なかま。ともがら。ら。など。
のぼかんの六つの形分けでは「直情の形」となります。
外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通す。
終始一貫した姿勢があるとします。
字の理論で観ていきますと、まず「ノ」で自分に合う必要な情報を素早く勝気に取り入れてチェックし、続いて「ノ」の真ん中辺りから「一」を書き、新たな情報や圧力を受け止めて検証し、取り入れるか流すかの判断をします。そして「一」の下に「ヽ」を書き、取り入れた考えを端的にまとめると同時に瞬時に左右に仕分けてチェックします。そして、この「ケ」に似た部でまとめた考えを基に、右側にも「ノ」を書き、ここでまた新たに自分に合う必要な情報を勝気に取り入れてチェックし、続いて「ノ」の真ん中辺りから「一」を書き、さらに新たな情報や圧力をしっかり受け止めて検証し、取り入れるか流すかの判断をします。そして「一」の下に「ノ」を書き、取り入れた考えから自分が必要とする思いを勝気に出すと同時に左右に仕分けてチェックして、ここまでの考えをまとめます。また、この竹冠の下部は「丶」「ノ」のようになるので、自分の中で向き合うように考えを集約して検証すると観ることもできます。
そして、この竹冠の下に「一」を書き、新たな情報とともにこれまでの全てを受け止め検証し、その真ん中から「|」を交差して書いて、左右バランスよく仕分けて左右上下と四つの空間ができ、周囲からの情報も取り入れながら状況を確認して明快な意思決定するとし、下部に「一」を書いて「土」となり、これまでに流したことも再度しっかり受け止めて、慎重かつ生真面目に確認し、その下に書く「一」で、これまでの範囲内で更に上からの圧力や情報をしっかり受け止めて検証し、必要なものは取り入れて不要なものは流します。そして「一」の中央よりやや右側に書く「亅」は、革新の質を持ち、アンテナ的要素がありますので、更に新たな情報を取り入れながら再度チェックし、最後は左上方向に跳ね上げますので、明快で勝気な意思を表現すると言え、その左真ん中あたりに浮遊するような「ヽ」を書いて、その意思をより強く持つと同時にバランスを取るため調整する余地を持たせているとも言えます。
「等」を大まかにまとめますと、まず必要な情報を優先して取り入れて、更に新たな情報や圧力を受け止めて取り入れるか流すかの判断をし、取り入れたことは左右に仕分けて瞬時にチェックすることを繰り返し、相対するように考えを集約して検証し、その考えを基に新たな情報等これまでの全てを受け止めて、状況を確認して偏り無く慎重にチェックを重ねた範囲内でさらに情報を取り、明快で勝気な意思を表現しますが、バランスを保つために微調整できるということ。
等しいとは、対象となるものに対して先ず必要な情報を優先して取り入れ、偏りなく慎重に確認と検証を重ねますが、最終的に偏りが生じても微調整することで、その偏りを無くしてバランスを保つようにすると言うことではないでしょうか。同じにするために必要な情報の確認と検証、そして調整した結果を示しているので、やはり「同じ」と「等しい」はイコールではありませんでしたね。
ありがとうございました。
先日、家の5年ごとの定期検診をしてもらいました。もう35年目ともなると、診断結果でここも、あそこも修理した方がいいですよとのアドバイスがありました。
「宝くじでも当たったら手入れするのだけれど」などといつもならば答えていた私ですが怪我をしてから入浴の大切さを考えることが多くなって浴室だけでもリフォームをして少しでも「快適な暮らし」が送れたらと思いました。
現状の浴室では手すりもついてなく、浴室の壁の汚れも気になりだすとずっと気になってしまい思い切ってリフォーム工事を依頼することにしました。
そこで「快適な暮らし」の「快適」とはどういうことかと思い「快適」を調べてみたところ
心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。
ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。
とありました。
そこで、のぼかん的に観たらどうなのかと思い今回は「快適」について文字の分析をしていきたいと思います。
「快適」
のぼかんの六つの形分けでいうと受け身の形となり、主張を決める為の情報を受け入れてから自分の考えをまとめる。それからの行動なり意思表示に移すと観ます。
次に字の理論で観ていきます。
まず「ノ」を書き、上からの圧力や情報に対して必要か不必要かを瞬時に判断して、その右側のバランスの良いところへも「⼂」を書き再度チェックしていきながら「ハ」を構築します。その範囲を決めた「ハ」は間口が狭く内に入れた情報は末広がりの展開があります。
その「ハ」の真ん中を通るように勢いよく「|」を書き、それにより内の情報を瞬時に左右二つの世界に仕分けし明快で強い意思とします。
次に「忄」の右側に空間を置いたところに「─」を書き、現実的な情報を受け止め検証し、必要なものは取り入れ不必要なものは流していきます。その右側から「|」を書き次に長めの「─」でここまでを閉め上の「─」で流したものも再度検証し必要なものは取り入れ不必要なものは流していきます。
ここで出来た「ユ」の真ん中辺りの上から「ノ」をクロスさせて瞬時に左右に分けはっきりとした判断を持ち、ここは保守の部の「⺖」と向き合うようになり情報を仕分けては精査しまとめていきます。反対側に「乀」を書きバランス取り揺るがない姿勢とすると観ます。
続いて「快」の考えを基にまずはアンテナ的要素の「⼂」を書き上からの情報や圧力を取り入れ、受け入れるか流すかをはっきりさせその下の「⼀」で上の「⼂」を受け止め、更に上からの情報も堂々と受け止め並べ検証します。
次に左から三分の一辺りのやや内に右側に向かって「╲」を書きさらに反対側の右から三分の一辺りのやや内左側に向かって「╱」を書きます。そして「亠」で受け止めて取り入れた内容を絞り込みひとつの空間に集めます。
ここは上からの情報の中より必要とする情報を取り入れ、取り入れたことに対して強い意思を持つと観ます。
ここで出来たなべ蓋は、周りの状況をチェックしながら圧力や情報を受けとめ、その下に「╲」「╱」を書くことで、自分の価値観を大事にすると同時に、その中の世界を圧力から守ろうとします。
次にその下左側に「|」を書き明快な意思とし、続いて「⼀」と「|」を書くことで三方囲いとなり範囲を決めて外の世界から守られていて内は見えないこだわりの世界となり、上でまとめた情報から必要なものだけを枠内に取り入れます。
その空間内に「⼀」書き、取り入れたものを再度検証し「⼀」の真ん中あたりに直角的な「|」をクロスさせ頑なな意思とし左右上下に仕分け検証します。その下へ「|」「⼀」「|」を書きそれまでの情報を受け止め必要なものをここで出来た枠内に取り入れさらに下に「⼀」を書き締め固めます。ここで出来た「口」は外からの影響を更に受けにくく、これまでの結果を全て中に入れ意思をおおらかに大胆にまとめていきます。
そして左側上部に「⼂」を書き意思をはっきり示し、次の革新の質の「ろ」のような部でその考えを勝気に粘り強くそしてタフに表現し考えた事を、最終的には「乀」の保守の質の方向性へ流れるような曲線で柔軟にのびのびとした考えを持ち「⻌」が右側の文字を乗せて前に進んでいる様に強さやすべての事柄を前向きに運んでいるようにも観えます。
ここは右側の文字と「⻌」に空間があるため風が入りますので周りの意見に左右されることもあるかもしれません。
おおまかに「快適」をまとめますと、自分のこだわりの幅を持ち左右バランスのとれた仕分けをし、まずは揺るがない姿勢とし、自分の価値観を大事にすると同時に外の世界から守られた中で真面目に検証し勝気にかつ柔軟に行動していくと言えますね。
ですから、「快適な暮らし」とは、自分が決めた事をバランス良く考え受け入れこだわりを持ちながら、それを実現する為の情報を自分の世界観や価値観の中でじっくり検証しながらも、思い通りに行かない時ほど、冷静になって精一杯今できる範囲の中で納得できる行動をしていくことで自分にとっての「快適な暮らし」を送ることが出来るのではないのでしょうか。
「のぼかん」で文字を分析した結果、理想の「快適な暮らし」は他の誰かの暮らしと比べるのではなくて、自分が納得できることが一番大切なのだとわかり、自分が出来る事、できる範囲で考え行動していこうと思いました。
ありがとうございました。
過ぎ去ってしまった過去のことを思い出しては「あの時こうしていれば」と思ったり、「あの頃はよかったな」と思ったり、良いことも悪いことも含め、もう戻れないのにそう思ってしまうことがありますね。
過去は過ぎ去ったことでありもうその時には戻れないことはわかっているのになぜ何度も振り返るのでしょう。
今月は「過去」という文字をのぼかんで読んでみたいと思います。
「過去」
のぼかん六つの形分けでは直情の形といい、自分の価値観に忠実であり、外にも内にもいつでもどこでも状況に関係なく自分のスタイルを通し、本人的には不器用と思う、と観ていきます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の「Ⅰ」で情報を取り明快な意思とし、その上部より「一」「Ⅰ」を続けて書いて三辺で囲まれた世界を作り、今、取り組むべき範囲を決め、同時に上からの圧力をしっかり受け止めて検証し必要なものは取り入れて不要なものは流すとします。
次にこの枠の右下に短い「Ⅰ」を書き取り入れた情報より必要な情報について意思とし、その上部より「一」を書いて小さな空間を作るとします。この枠は外の世界から見えづらく内面を守ると同時にこの世界をしっかりと直角的できまじめにまとめ、補強していると観ることもできます。且つ、右下に寄っていることにより、独自の世界観を持つとも考えられます。
次に左下に「Ⅰ」を書いて新たな情報を取って意思とし、その上部より「一」「亅」と続けて書いて上部の囲いよりも少し大きな「冂」を作り展開するとします。
これは上部で作った枠よりも大きくどっしりと構えることにより上部で分別した情報にさらに取りこぼしのないように粘り強く精査し必要なものを取り入れると考えられます。
「冂」の「亅」は左に跳ねており、勝気で且つ、自分の内面に向かって問いかけるとも考えられます。
次にこの囲いの中に「Ⅰ」を書いて続けて上部より「一」「Ⅰ」を書いて最後に「一」で締めて「口」とし、完全に閉じた一つの空間を作り、おおらかで大胆に育まれた世界を作るとします。これは空間に浮いており固定されることなく自由な世界を育んでいるとも言えますね。「咼」は直角的でありどっしりと構えており外からの圧力に影響されにくい空間とも言え、自分の価値観できまじめに検討していると考えることができます。
次に「丶」で新たな情報をチェックし確認した後、「ろ」のような部分で粘り強く検証し続いて「乀」で柔軟に前向きに展開します。「咼」と「辶」の間には空間があり浮いているため、情報が通り抜け常にさらされるとも考えられますが「咼」は直角的で頑強に守られた空間で下部のみ間口があり影響を受けるともいえます。
「過」の考えをもとに「一」へ展開し、新たに現実と照らし合わせて検証します。
次に中央に「Ⅰ」をクロスさせ、直角的にきまじめに左右上下の均等な世界に仕分けします。
さらに下部に長い「一」を書いて粘り強くタフに分析を繰り返し必要なものを取りこぼさないよう取り切ります。
次に「/」を左下方向に払いすぐに「―」を鋭角に斜め右にはね上げて向上心を持つとします。最後に「ヽ」で締めるとします。
以上のことより「過去」とは現実をどっしりと受け止め、その内面よりこだわりの世界を持ち、さらにきまじめに情報を精査しながら、自由な空間を育みつつ、前向きで柔軟に取り組みながらもさらに粘り強いタフさでプライド高く表現していくことだとも読めますね。
過去とはその時の現実をしっかりと受け止め内面でじっくり育んだ先に今の現状と照らし合わせることで起きたことを整理し粘り強く前向きに向上していくためのできごとであるとも言えますね。
過去をいくら振り返って悔やんでもそのできことは変わらずあるのは事実のみ。
その過去の事実をしっかりと整理していくことで過去は前向きに生きるためのできごとだったと捉えることもできますね。のぼかんで分析することにより振り返る過去も変化しそうですね。
今月も勉強になりました。
「ゆるせない」と感じることはありますか?
以前の私にはありました。ある人の言動を心外に感じ、何年も何年も「ゆるせない!」と思っていました。特に解決しようとしたわけでもないのですが、年月と共に段々と気にならなくなり、今では「相手の気持ち、立場もよくわかる」との境地に来れたことに静かな満足も覚えています。
あの重たい感情はなんだったのか?逆に今となっては不思議な気もします。
「のぼかん」の仕事をしていますと、以前の私のように「ゆるせない」という気持ちをお持ちの方にお会いすることもあります。「ゆるせない」という気持ちをお持ちの方の話しに耳を傾けていますと、〈「ゆるせない」と感じている自分の事も「ゆるせない」〉と感じている方が多いように感じます。
人の心はなかなか複雑ですね。
「ゆるす」という言葉には「許す」「赦す」の二つの文字がありますが、文字から観るとどのような違いがあるのか気になりましたので今月のテーマとしました。
「許す」
のぼかん六つの形分けでは「受入れの形」となり、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返し、その事が検証となりやがては吟味する力ともなる。と観ます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の短い「丨」で、周囲の情報の中より受け取った情報を続く「一」にて整理、検証し、必要なものは取り入れ、不要なものは左右から流すと観ます。次に「一」の下、一呼吸おいた位置より最初の「一」より少し短い「一」を二本、最初の「一」と平行に書きます。
取り入れた内容を周囲の情報も加味しながら何度も検証すると観ます。短い「一」の左下に「丨」を書き、ここまでの流れを要約し、続いて「一」「丨」を書き三方を線で囲まれた空間を構築し、ここまで検証してきた内容を前提としながら対応の幅を定めると観ます。空間の下部を「一」で締め閉じ「口」とすると同時に「言」を構築し、ここまで粘り強く検証を重ねてきた内容を大まかにまとめ入れると観ます。
「言」の右横に「ノ」を書き、「言」の内容と新たな情報の中より自分に必要な情報を素早く選び取り要約すると観ます。次に「ノ」の真ん中辺りより「一」を書き、要約した内容を再度情報に照らし合わせ整理、検証し、必要なものは取り入れ、不要なものは流し、現実感のある内容とすると観ます。「一」の下、一呼吸おいた位置より最初の「一」より少し長めの「一」を書き、最初の「一」で不要としたものの中に取りこぼしがないかもチェックすると同時に再度、整理、検証をすると観ます。最初の「一」の真ん中辺りより「丨」を書き、ここまでの流れを一つにまとめると同時に左右上下四つの空間に仕分けると観ます。
一本足で立つ様に、グッと踏ん張る頑なさも観ます。
まとめますと「許す」とは、ある事柄に対して、周りの状況や相手のことも想いながら何度も何度も検証を重ね大まかにまとめ、そこまでまとめ入れた内容を現実感を持ってきちんと整理仕切ることと言えるでしょうか。
つまり、時間をかけてああも思い、こうも思いしながら考えたことに関して、整理し、あれはここ、それはここと明確に仕分けることで気持ちや振る舞い方が定まるということでしょうか。
「許したい」と思っても時間がかかる、明確に仕分けられたとしても、一本足ですからグラグラ揺れ動く可能性もありそうですね。
次に「赦す」を観ていきます。
のぼかん六つの形分けでは「受入れの形」となり、常にテーマや相手を求める姿勢と同時に何度でも受け入れることを繰り返し、その事が検証となりやがては吟味する力ともなる。と観ます。
次に字の理論で観ていきます。一画目の「一」で圧力や情報を逃げずに堂々と受け止めると観ます。受け止めた圧力や情報を整理検証し、必要なものは取り入れ、不要なものは左右から流すと観ます。続いて「一」の真ん中に垂直に「丨」を通し「十」とし、取り入れた情報を左右上下にきっちり仕分けると観ます。「十」の下に長い「一」を書き「土」を構築し、最初の「一」で左右から流した内容に取りこぼしがないかチェックすると同時に、ここまでの流れを再度整理検証すると観ます。
「土」の底辺左端より少し内に入った辺りから「ノ」を書き、検証した内容の内よりまずの率直な感想を持つと観ます。続いて「土」の底辺右端より少し内に入った辺りから「亅」を書き、「ノ」を見据えながらも違う立ち位置よりの感想を持つと観ます。次に「ノ」の左の空間に「ノ」を「亅」の右の空間に「丶」を書き「赤」を構築し、ここまでの流れを、左から右からと別々の方向から自身の思いをチェックすると同時に対応の幅を定めると観ます。
「赤」の右横に「ノ」を書き、「赤」の内容と新たな情報の中より自分に必要な情報を素早く選び取り要約すると観ます。次に「ノ」の真ん中辺りより「一」を書き、要約した内容を再度情報に照らし合わせ整理、検証し、必要なものは取り入れ、不要なものは流し、現実感のある内容とすると観ます。
「一」の右端より少し内に入った辺りより「ノ」を書き、さらに左はしより少し内に入った辺りより「乀」を「ノ」にクロスさせ左右反対の立ち位置よりバランスを取るように自分の思いを余裕とデリカシーを持って表現すると観ます。また「乀」を「ノ」にクロスさせる事で生じた四方を囲まれた空間の中、股の部分には外には出さない出せない部分もあるとも言えるでしょうか。
まとめますと「赦す」とは、しっかりと情報を受け止め検証し、事実を明快にし、その事実に基づきながら、立ち位置を変えながら至った思いを、柔らかくバランスよく表現すること。と理解しました。
「範囲を決める」わけですから「この範囲、条件下においては、こう。」という限定的なニュアンスもあるように感じました。「四方を囲まれた空間」「股の部分」には、あえて表現しなかった事、できなかった事もあるのかもしれませんね。
同じ「ゆるす」という音を持つ言葉ですが「許す」は物事を明快にすることによって生じた判断、「赦す」は色々な立場、見方を鑑みて至った結論と言えるでしょうか。
どちらも「受入れの形」の文字ですから、それぞれの判断、結論は時間的推移によっても変わっていくものとも言えそうですね。
また、どちらも「囲い形」の文字ではないのだな。というのも印象的でした。
「自分の経験則の中」だけで考えていては「ゆるす」ことはできないということでしょうか。
「ゆるしたい」のに「ゆるせない」という声を耳にすることもありますが、「許す」にせよ「赦す」にせよ、時間が必要なのだなと感じました。文字を観ながら、自分は今どの辺りのプロセスにいるのだろうかと想いを馳せてみると、自分の気持ちを客観視できるかもしれませんね。
ありがとうございました。
このところ気になっていた「樹」の文字をのぼかん字の理論を通して考えたいと思います。
「樹」
のぼかん六つの形分けでは受け入れの形になります。常にテーマ、相手を求める姿勢と同時に、何度でも受け入れる事を繰り返す。その事が検証となり吟味する力ともなると観ます。
次に字の理論で観ていきます。
まず「一」で上からの情報や圧力を受け止め検証し必要な情報は取り置き不要な情報は両端より流します。この真ん中辺りに長い「|」を通し左右上下にきちんと仕分け整理し、クロスした所から左下に「ノ」を書きこの空間を更に上下の様に仕分け、右下にも「丶」を書きこの空間も上下の様に仕分け、更に細かく周りの状況をチェックしながら整理すると観ていきます。そして「木」の「ノ丶」の内側に整理しまとめた本質を「|」に沿って下へ伝え続けると観ていきます。
「木」で整理しまとめた事を次の「一」へ展開し、新たな情報や圧力も受け止め検証し必要な情報を取り置き不要な情報は両端より流します。真ん中辺りに「|」を書きこの下に短い「一」を書き「士」とします。ここは左右上下にきちんと仕分けた後、絞り込むと観ます。この下一拍空け左側に「|」を書き絞り込んだ内容から自分の意思とするものを取り、続く「一」「|」で三方囲いを作り上の「士」の情報をそのまま受け止め検証し必要な情報を取り入れ、この下に「一」を書いて閉じ一旦まとめます。この「口」は仕切りの無い空間のため取り入れた情報を仕分けないまま、大まかにまとめると観ていきます。さらにこの下一拍空けて「ソ」を書き「口」でまとめた内容を集約し、この下に「一」を書き考えをまとめると観ていきます。
そして、このまとめた考えを次の「一」へ展開し、新たな情報や圧力も含めて検証し必要な情報は取り置き不要な情報は両端より流します。この「一」の真ん中より少し右に「|」を通し終わりは内に向かって跳ね上げます。左右上下にきちんと仕分け整理し、強い意思を持ち勢いよく行動し常に考えと照らし合わせていると観ていきます。そして「ヽ」で最後にもう一度確認していると観ます。
「樹」は「木」の右側と「寸」の左側の間には常に上からも下からも情報が流れていると観ますので、常に入ってくる情報を気に掛けながら考えをまとめているとも言えますし、情報が入る事で迷うこともあり、「木と寸」で守りながら育んでいるとも言えます。
大まかにまとめますと、常に情報を受け入れ流しながら、必要な情報は受け止め検証し細かくチェックした情報を更に仕分け一旦まとめたものを絞り込み強い意思を持ち行動しては確認する、その事を繰り返し力をつけると観えてきました。
「樹」の漢字の意味合いを調べますと「地面にしっかりと根を張り立派に立つ木」「大きくそびえる木」とありました。のぼかん字の理論からは、「情報を整理し考え行動し確認する事を繰り返すことで、根を張った立派な大きな力をつける」となるのが「樹」となりますでしょうか。
最近、「樹」の文字を目にすることが多くなり気になっていました。今回、分析を通して「情報を整理して考え行動した後はしっかり確認せよ」と言われていたのかしらと思い至りました。
気になった文字も「のぼかん字の理論」で観ていくと「そういうことか」と改めて気づかされることがあり、大変勉強にも教訓ともなりました。
今月もありがとうございました。
今年の夏も暑かった上に厳しい残暑でしたね。ここ最近、暑さは幾分和らいできましたが、長く続いた暑さのせいか疲れやすいと感じる日々です。皆さんは、疲れは残っていませんか。体や心に負担がかかった時に思わず口にしてしまう「疲れた」という言葉。今回改めて調べてみてメカニズムを知る機会となりました。
そこで、「疲れ」とはどの様なことかを「のぼかん」的に分析してみようと思います。
「疲れ」
のぼかん六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実で外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通す一貫した姿勢があるといえます。
次に字の理論で観ていきます。
一画目の「|」で周りの情報を取り、その下の「―」で上からの情報や圧力を受け止めると同時に先程取った情報をも並べ検証をして必要なものを取り不必要なものは流します。その左端から革新の質の「ノ」を勢いよく書き必要な情報を勝ち気に取り入れます。この時右側は保守の質の空間となり自分の価値観に忠実な空間を構築します。この「ノ」の左側に「ヽ」を書いて新たな情報を取り、その下に「✓」を書いて別の角度からも情報を取り「ノ」を確認すると同時に外から刺激を与えていると考えられます。次に「疒」の保守の質の空間の左側に先程の「ノ」に沿うように革新の質の「ノ」を短く書いてここまでの事を一度内向し、続けて上部から「―」「/」を書き空間内の情報を検証し取り入れたことを確認すると観ます。ここは保守の質の空間に更に保守の質の空間を構築するところから、自分の価値観を徹底すると観ます。その真中辺りから直角的に「|」をクロスさせアンテナ的要素で空間内の情報を取り、その下に「フ」のような形を書いて更に自分の思いを徹底すると同時に向き合うことから再度内向すると観ます。そこにバランスよく「\」を書いて「▽」のような空間を作り、この守られた空間でこれまでのことをまとめ柔軟に表現をします。
大まかにまとめますと、周りから情報を取り検証したことを勝ち気に出しガードとし、そのことを幾度となく確認すると同時に自分の価値観を大切にした空間内で更に価値観を深め、その中の情報を取り入れ内向をして繊細さを持ってバランスよく表現すると考えられます。
つまり、自分の価値観に忠実な姿勢と自分に向き合うことを繰り返すことで徹底する姿勢があると観ます。
こうして外からくる刺激や情報などストレスと感じるものから守る姿勢があり、物事を元の状態に保とうとしたり、ひたすら正常な状態を維持しようとしたりと保守的になった状態を「疲れ」と感じるとも、徹底して取り組むからこそ疲れるのであり、ほどほどの活動では疲れることはないとも観れますね。
疲れた状態で物事を続けていると、注意力の低下や思考能力の低下、身体に支障をきたすことも考えられますので、疲れを感じたら体が出している「休め」のサインと考え、しっかり休養をして回復することが大切ですね。
我が家の次女は、実年齢よりも成長がゆっくりです。
生まれてすぐから医療や福祉の手を借りながら今日に至ります。呼吸をするのも精一杯だった彼女も今では感情を大いに表現し、目の前にある課題を少しずつこなせるまでに成長しました。
今日に至るまで思い出すだけで胸が苦しくなることも多々ありましたが、普通に生まれ育っていたら知ることもなかった知識や世界を知ることができ、このことが私自身の強みとなり次女と共に成長してきたのかもしれません。
今回は「成長」をテーマとし、文字の分析をしていきたいと思います。
「成長」
のぼかんの六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に忠実で何時でも何処でも自分のスタイルを通す形と観ます。
次に字の理論で観て参ります。
まず「ノ」で上からの情報や圧力を瞬時に取り入れ不要なものは流し、必要なものは取り入れます。「ノ」の始まりのところから右側に「一」を書き新たに上からの情報や圧力を受け止め並べ精査し情報の取捨をします。「ノ」の右下辺りに「¬」のような文字を書く事で「厂」で得た情報を参考にしながらこだわりの空間を作ります。次に上の「一」の真ん中より少し右側から「乚」を下ろすことで自分の価値観をしっかり持ち、また跳ね上がりが上方向を向いているのでプライド高く考えをまとめ続く「ノ」をそれに交差させ自身の確信とこだわりを勝気に見せ、「丶」で大まかなまとめを、強く主張すると同時に遊び心、自由性を持った表現をすると観ます。
「成」での考えを基本とし「丨」で上からの情報や圧力を疑うことなく取り入れ「一」で新たな情報や圧力を受け止め並べ精査し「厂」の空間の中に「一」を二本書く事で上中下の空間となり、時間的推移と共に検証します。その右側が開いているので保守の質とし、価値観を大事にした展開となり、その下に長い「一」を書く事でここまで検証してきた内容と新たな情報を取り、一旦整理しまとめ上から観えないその下左下辺りより「レ」で確固たる考えとします。ここも保守の質となるので自分の価値観を守りながら明快な意思とし、「レ」の右上から左下方向へ短い「ノ」を書き、ここまでの内容を勢いよく向き合い確認してその間に、保守の質の「乀」で絞られた内からの自分の価値観をバランスを取り柔軟に対応し、保守の質を徹底して展開していくと観ます。
「成長」とは成長するための情報を取りながら、その事と常に向き合うこだわりの世界観をもち、考えたことは経験値を基に時間をかけじっくり検証し周囲に左右されない自己の考えに忠実で自分らしさをアピールしながらも柔軟に対応し、基本の教えを大事に表現するものだと理解しました。
「一人一人は皆違う」とのぼかんの言葉があるように、成長する内容もスピードも個々で違うものであり、また余裕のある様から楽しみながら少しずつ少しずつ前へ進んでいき、成長したと感じられたその先に、新たな展開も考えられる。「成長」に終わりなく、いくつになっても人は成長していくのかもしれませんね。次女の「成長」したその先に何が見え、どの様な展開になっていくかを一緒に楽しみにしながら、一歩ずつ確実に進んでいきたいと思います。
今月もお読みいただきありがとうございました。
私は長く化粧品と健康食品の販売とエステのお仕事をしています。
そこで毎回のテーマが、お声かけをする、集客をするとなります。
良い製品を取り扱っていますので一人一人にお伝えしていくのは当然なのですが、簡単にみえても毎回の難しいテーマともなります。
ここで今回は「集客」の文字をのぼかん的に観ていきます。
「集客」のぼかん六つの形分けでは、直情の形となり、自分の価値観に対して忠実。外にも内にも何時でも何処でも状況に関係なく自分のスタイルを通す。本人的には不器用と思うと観ていきます。
次に字の理論では、周りの情報の中より「ノ」で必要な内容を選択して取り、そのまま「丨」で明快な意思とします。次にここで構築された「亻」の有り様を短い「ノ」でチェックし、ここまでのことを続く「一」でその現実的な圧力や情報をも受け止め検証します。
その真ん中辺りに「丨」を下ろしここまでの情報を左右に仕分けし、交差するように「一」を順々に三本書き、「隹」を構築し四方向が囲まれた左側の「目」の部分で、取り入れたことの理解を深め、同時に三方向が囲まれた右側の保守の質の部分で、一つ一つ現実と照らし合わせながらきちんとまとめ出していきます。一拍おいて「一」でここまでの情報などを受け止め並べ検証し、その真ん中に「丨」を下ろし「隹」を支えるのと同時にここまでの情報を左右上下と仕分け、更に下部に「ハ」を書き情報を細かく仕分け、この「八」の絞った内側の部分を次に展開していくと考えます。
「集」の絞られた情報を「丶」で要約し、その左に短い「丨」で意思を持ち、続いて「一」を書き、「集」の考えを改めて受け止めて、その右側より下に「丨」を書き、取り入れる範囲を決め構築された「宀」でその内側を守ります。
一拍おいて「宀」の内の情報より必要なものを「ノ」で取り、続く「フ」でそのことについて幅を決め確認し同時に左下方向へ革新の質の勝気さで方向性を示します。そのあとに書く「乀」で保守の質で確認をして全体のバランスを取り左右に展開していきます。「久」のような部分の下部に「丨」を書きはっきりとした意思を持ちます。そのことについて「一」「丨」で三方向を囲みこれまでの準備や整理したことをまとめ、「一」で閉め「口」としここまでの流れの全てをこの中に入れまとめていきます。
大まかにまとめますと、周りの情報より取り入れたことに明快な意思を持ち、自分の価値観とすることについて一つ一つ理解を深めながら考えをまとめ、そのことを公平に周りにわかりやすくアピールしながら更に細かく準備していきます。その情報を更に自分の中で絞り、その中で取り組むと決めたことを、絞った中の情報をまた絞り込みながらバランスを取り全体の流れの結論にまとめていきます。
ですから集客についての方針や取り組み方を決め、その取り組み方が確実にできると思い、いざ声かけし始めると意外に計算通りにいかないことが出てきたり、その結果始めに掲げた数字より絞られた数字で自分を納得させたりする事がありますね。
「集客」の文字を分析してみて、「集客」は声かけしているのに思い通りにいかないのは当たり前と考えて、毎日声かけし続けても人数は絞られては来ますが、声かけし続けることが大事だということがわかりました。
そしてこの不確実になってしまう計画時に、のぼかんの理論を活用すれば、その確実性も高まることも文字から理解しました。
文章を書く行為は物事を整理するうえで、とても重要です。
「書くことで人は確かになる」と哲学者フランクリン・ベーコンが語ったように、情報は単に受動的に得るのではなく、書き出すことで得た情報を自分の確かな力にするのです。
さらに、「新たな情報や知識を得るたびに書き直す」行為は、自分の成長を客観視する機会にも繋がります。
これを省みて今回は、文字を「直す」行為の重要性をのぼかんで観ていきます。
まず国語辞典で文章を「直す」行為を調べた結果、違った観点・方法で新たな位置づけをしたり、違う体系にする行為であると書かれていました。
『直』
のぼかん六つの形分けでは直情の形となり、自分の価値観に対して忠実であり、外にも内にも何時でもどこでも状況に関係なく、自分のスタイルを通す。本人的には不器用と思うところがあると観てきます。
次に字の理論では、一画目の「―」を左から右へと書くことで保守の質を持ちながら、現実的な圧力や情報を全面でしっかり受け止めて検証します。
「│」を「-」の真ん中に直角を意識しながら降ろすことで、上からの情報を自分の意志で下に貫き、生真面目さや強い意志、プライドを持って取り入れ同時に情報を左右上下に仕分ける機能を持つと観ます。
次に「十」のやや左下に書く「│」で、しっかりとした明確な意思を持ち、上部から「―」「│」を続いて書いて三辺で囲む自分の世界観を構築した後、「冂」の中に三本の「―」を順々に引くことで、展開した内容を経験則と照らし合わせながら上・中・下と掘り深めていきます。
「目」の空間を空けた左に「|」を引くことにより、「目」で掘り深める方向性と外部の圧力や情報との距離感を柔軟に定める役割を担います。続いて空間を保ったまま「-」を水平に引くことで、保守の質を保ちながら全ての情報を平行に並べ、柔軟な知識へ昇華しようとします。
一見すると「L」の縦横の長さは6:4から7:3の比率であることから、上から降りてきた圧力や情報を修正するほど、その範囲を絞り「真理を追求できる」ことが伺えます。
余談ですが、「L」を時計に例えた場合、「│」を十二時だとすると「-」が三時。これを更に季節感に例えると春夏秋冬であれば春にあたる二月から四月までを示します。したがって、「|」~「一」で図る情報は、これまでに得た知識や経験と照らし合わせる行程であると解釈できます。そして物事を始めてから目標に至るまでの三割地点までは、情報を収集し修正・調整すると最も成果が表れやすいのでしょう。
おおまかに『直』をまとめると、上からの圧力や情報に対して均等なる仕分けと共にバランスを取りながら柔軟に取り入れ、それらを全面で受け止めながら左右の情報も確認し、責任を持って展開します。自分の世界観に展開した情報は、周囲に見せない、出せない、出さない姿勢で掘り下げていきます。柔軟な姿勢を保ちながら、掘り下げる方向性と深さを修正・調整していくとも考えられますね。
ですから、文字を「直す」行為は、物事を様々な角度から捉え方向付けをする上では、大切な作業です。
「何事も最初が肝心」と言うように、物事を始める初期段階が最も重要であり、その段階での態度や方法が、その後の結果に大きな影響を与えます。最初の躓きが後々まで影響しないようしっかりと熟考し、時間がかかって面倒に感じても、経験則に合わせながら繰り返し「直す」作業が目標に到達するうえでは重要であると学ばせていただきました。
今月もありがとうございました。
この文字の再発見コーナーで前回、「着実」の文字を観る機会がありました。
「着実」の意味合いは「確実」と似た確かな事と捉えていましたが、文字を分析してみると誰から見ても確かな姿勢というよりも、自分の中での着実さというのが勉強になりました。
今月は「確実」の文字を「のぼかん」的に分析して観ていきたいと思います。
辞書的意味は、確かで間違いがない事。物事の状態、結果、行動の様子を表すとあります。
「確実」
のぼかん六つの形分けでは、受け身の形となり、主張を決める為の情報を受け入れてから自分の考えをまとめる。それからの行動なり意思表示に移すと観ます。
次に字の理論を観ていきます。
まず一画目の「一」で上からの情報や圧力を堂々と受け止め検証し、その下部の中央辺りより「ノ」を書き入れ必要な情報を素早くまとめます。そうして出来る右側の空間は、保守の質の展開となり基本・ルールを基に考え、次に「ノ」の真ん中辺りより「|」を書き明快な意思とします。続けて「一」「|」「一」を書くことで直角的に四方向を囲む「口」の様になり、この一つの空間にここまでの情報などを取り入れ保守の質として大事に大まかにまとめます。
「石」でまとめた事と新たな情報を「|」で意思とし、「一」を書いて上からの情報や圧力を堂々と受け止め、その右より「ノ」を下し「冖」を構築し、「冖」の取り入れる情報の幅を決め、同時に「冖」の内を守ります。「冖」の左から1/3辺りより革新の質の「ノ」を書き、守られた空間の要点をまとめます。「ノ」の右側の空間は、保守の質となり、基本・ルールを基に考え、「ノ」の中央辺りより垂直的に「|」を書き意思とします。「´」で守られた空間の確認をし、「一」でこれまでの情報を並べて検証し「|」を書き左右に仕分けて「一」を二回書いて、直角的な左右上中下と生真面目に仕分けて時間を掛けてじっくりと考えていきます。 最後に「一」を書きこれまでの事をまとめ上げ、四方向を囲まれた左の上中下では取り入れた内容の理解を深め続け、三方囲いの右の上中下では思いを一つ一つ確認しながら右側へ保守の質の思いを表現していきます。
「確」で考えた事を「ヽ」で要約しながら取ります。「|」を「ヽ」の左側に書き意思を決め、「─」で確の考えに合わせてその右に「|」を書く事で「宀」となり、取り組む情報の幅を決め、同時に「宀」の内を守ります。「宀」の内に「─」を書き内の情報を確認し、その後「─」を少し短く書き入れて、先に検証した事を集約し検証します。次の「─」を少し長めに書き入れて、ここまで何度も検証を繰り返す慎重さがあると観ます。「宀」の中心とする辺りから「ノ」をクロスさせ「三」を固定しながら大胆に勝気に出し、「ノ」を安定させる様に「\」を書きバランスよくまとめます。
大まかにまとめますと、情報や圧力を堂々と受け止めながらも敢えて必要と思われるものを取り入、基本などその価値観を大事にしながら大まかにまとめます。続けて取り組む枠を決めながらも更に必要な情報を取り入れ、内面をしっかり守る保守の質の展開は直角性の生真面目な考え方となります。更に、検証チェックの漏れは無いか確認し物事の両面を確認しプライドを持って堂々と表現します。
つまり、テーマや掲げた内容は、枠内で基本・ルールに準じ細やかに仕分けた世界からの考えを、慎重に見ても抜け漏れもなく堂々と表現していくと観ます。
「確実」を観てみますと、我慢形の文字の守られた空間の中に直角性の生真面目さが際立っており、その中から出てくる内容は、自他共に納得する所があるのだなと思いました。
そして前回の「着実」の文字の意味合いは、本人の確かさというのが文字から分かりましたが、この「確実」の文字の意味合いは、間違いがないように確かめてまとめていく事となりますから、その取り組み方もまとめ方も周りにもわかるという、二つの文字の違いも勉強になりました。
ありがとうございました。
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